内向的‐外向的診断

内向的‐外向的診断の使い方

診断の前に簡潔に解説をさせて頂きます。内向性と外向性は、心理学者のユングによって広められ、その後、心理学や精神医学の世界で様々な研究がなされてきました。「内向性」とは、興味や関心が自分自身の内面に向く性質のことです。逆に、「外向性」とは、興味や関心が外界に向く性質のことです。

内向性について

内向的な方は、以下の特徴があります。



・人間関係の特徴

内向的な方は、少人数での行動を好みます。同じ考えを持つ人とじっくり語り合うことを大事にします。発言の前に、いったん考えるので、発話が遅れがちにはなりますが、深い語りができます。


・思考の方向性

周りの人よりも、自分の考えや感情に意識が向く傾向があります。何事も熟慮して、本質を考える習慣があります。


・活動領域

内向的な方は、研究職、芸術家、発明家、職人、士業などに多いとされています。思考が深く、世の中を変えるような画期的なアイデアを生み出していきます。

外向性について

外向的な方は、以下の特徴があります。



・人間関係の特徴

多人数での行動を好みます。異なる考えを持つ人との交流を積極的に楽しむことができます。明るい雰囲気の方が多く、人の輪ができやすいといえます。


・思考の方向性

自分よりも、他人の考えや感情に意識が向く傾向があります。気遣いや思いやりのある行動が得意です。


・活動領域

外向的な方は、接客業、人事、講師業、コンダクターなど、に多いとされています。人と接する場面に前向きで充実感を得ることができます。

当診断では、内向性、外向性の観点から9つのタイプに分けて分析することができます。各タイプにはそれぞれの特徴と注意点を解説しています。参考にして頂けると幸いです。それでは早速、診断にチャレンジしてみましょう。

法人・商用利用について

法人様の利用、商用利用については有料となります。不正利用の場合は著作権法違反となりますのでご注意ください。詳しい条件は以下のページを参照ください。

診断制作手順

以下に内向的‐外向的タイプ診断の作成手順を、詳しく解説しています。より深く理解したい方はご一読ください。

①先行研究の分析
②質問項目の制作手順
③評価の基準
④タイプ分け
⑤診断結果の評価
⑥当尺度の限界
⑦参考資料
制作責任者
川島達史

・目白大学大学院 心理学研究科修了

・公認心理師、精神保健福祉士

亀井幹子

・早稲田大学大学院 人間科学研究科修了

・臨床心理士、公認心理師