マインドフルネス力診断

マインドフルネス力診断の使い方

マインドフルネスとは、禅や瞑想を起源とする概念で、「今この瞬間の自分の感情や思考・体験を、あるがままに観察すること」を意味します。マインドフルネス力がある方は、集中力が持続し、メンタルヘルスが良いことが分かっているため、臨床心理学や精神医学で近年注目されています。当診断では、5つの指標でマインドフルネス力を測ることができます。

自己観察力

マインドフルネスにおいては、自分の感情や思考に「気がつく」「観察する」という姿勢を大事にしてします。自己観察力はマインドフルネスの基礎的な部分となります。

思考の受容

私たちは、恐怖心や不安感を追い出そうとしてしまうものですが、マインドフルネスにおいてはこれを自然なことと受けとめ、うまく付き合っていくことを大事にしています。

今ここ

私たちの悩みは多くの場合、過去の失敗や、未来への不安と関連しています。マインドルフネスにおいては、今この瞬間を生きる姿勢が大事なります。

自動操縦の回避

ネガティブ感情に振り回されて我を失ってしまうことを「自動操縦状態」と言います。怒りや不安に巻き込まれると、感情に任せて誰かに怒鳴ってしまったり、過度に悲観的になって不安を増幅させてしまいます。

目的本位

目的本位とは日本の心理療法家の古典的な考えで、感情や気分に流されず、やるべきことをやるという姿勢を意味します。いつも誘惑に負けてしまう…という方は注意が必要です。

診断結果には、総合的な診断と、個別の診断を解説させて頂きました。それぞれ長所と対策も掲載させて頂いています。是非活かしてみてください

法人・商用利用について

法人様の利用、商用利用については有料となります。不正利用の場合は著作権法違反となりますのでご注意ください。詳しい条件は以下のページを参照ください。

診断制作手順

以下、マインドフルネス力診断の作成手順を詳しく解説しています。より深く理解したい方はご一読ください。

①先行研究の分析
②質問項目の制作手順
③評価の基準
④診断結果の評価
⑤当尺度の限界
⑥参考資料
制作責任者
川島達史

・目白大学大学院 心理学研究科修了

・公認心理師、精神保健福祉士

亀井幹子

・早稲田大学大学院 人間科学研究科修了

・臨床心理士、公認心理師